何故シャレコウベのコレクションを始めたのか 

 1986年頃 頭蓋骨腫瘍の学術的研究を始めていた。そして いくつかのグッズをコレクションしていた。1988年 サンフランシスコで国際学会があり とあるbone shop(大変 危険そうな場所)で装飾された本物シャレコ-―ベ(目にビー玉が入っており 小さなシャレコーベのメタルが貼り付けられている;パプアニューギニア製)を見つけて、全身に 電気が走るような衝撃があった。このような目にビー玉が入ったものは、このシャレコーベ以外みられない。実はこのシャレコーベを家に持ち帰ってから 家庭にいろいろ不幸な出来事が起こり、そして このシャレコーベのタタリではないかと家の者から非難があり、わざわざお払いに行ったことがあるほどの代物であった。しかし、このシャレコーベを買った時から、シャレコーベのコレクションを強く意識するようになった。     
 
世界中にシャレコーベ コレクターはいるのか

 人類形質考古学者は本職である事から 本物のシャレコーベの古人骨を発掘し シャレコーベの研究している。一方、病理学者で有名なウイルヒョウ(ドイツ)は人類考古学者でもあり 多くの古人骨をあつめていたことは有名である。
アステカ文明の時代に作られたクリスタル スカルの発見から 世界中で クリスタル スカルを収集する団体が現在でも続いている。
人形、ライター、Tシャツ、などのシャレコーベ グッズを収集している人はたくさんいる。
日本で ある雑誌にシャレコーベ グッズのコレクターの紹介があり、その3人の人達を訪ねて見学させていただいた事があるが、本箱3ケースほどに収まるぐらいであった。
折原 一氏は2011年 銀座で 自分で収集した絵画を“スカル絵画展”として開催した。
 
 
シャレコーベはどこで見られるか

1本物

 1) そう簡単に見られる、見つけられるものではない。まず 医師は必ず解剖の勉強を するので、大学で医学の基礎実習のときに骨学として頭蓋骨を手にして見ることが出来る。 
 2) 考古学者は古人の化石頭蓋骨を発掘し、人類の起源などの解明を研究している。発掘場所は人類の起源と考えられている東アフリカから世界中のいたるところで毎日発掘が試みられている。
 3) 博物館
    古人骨の本物は世界遺産級になるので、おのずとそのレプリカになる。それらは 世界中の博物館、特に人類学博物館,自然史博物館に展示されている
 
世界; メトロポリタン ミュージアム、サンデイゴ 自然史博物館、
ペルー国立博物館,フランス自然史博物館など
日本; 国立科学博物館,群馬県立自然史博物館、土井ヶ浜自然史博物館
 4) 商品
   商品として 頭蓋骨は手に入れる事が出来る。日本では正常の頭蓋骨が医師の教育用として売られている。インターネットでも手に入れる事が出来る。
5) 戦争、犯罪
   戦争の後 しばしば放置された場合に見られる。特に大量虐殺の場合集積して残されることがある。また 犯罪において 長期間 放置された場合 偶然発見されたり、発掘されたりして見つかることがある。
 

2グッズ

 シャレコーベのグッズはどこにでもあるわけではない。パンク調の店には シャツや指輪,バックルなどが容易に手に入れる事ができる。
 アルメトリー社;  ロンドンに本社を置く。シャレコウベを形どったロゴを持ち、スプーン、
コップ、ローソク、等多くの精巧なグッズが販売されている。 
シャレコーベのコレクションに大切な事は 常にどこかにあるとおもってアンテナを張っていれば見つかるものである。