シャレコーベ・ミュージアム、Skull Museum ご案内 

 あいさつ 

 シャレコーベ・ミュージアム(skull museum、頭蓋骨博物館)は、世界で始めての博物館です。約30年前から、シャレコーべのグッズを収集しはじめ、1998年自宅に保管し ”シャレコーベ・ミュージアム“と名付けました。その後、2003年3月3日に、 スカルの形をした3階建て建物”スカル・ミュージアム“が完成しました。展示品は、本物の頭蓋骨から、美術品、絵画、ヒト古代骨から現代までの頭蓋骨のレプリカ、生活用品などすべてのアイテムを揃えており、その数は6500以上を保有しています。それらの中でも、本物のクリスタル・スカル、変形頭蓋骨(ペルー)など、他ではみられないものが多く展示されています。

 私は、前関西医科大学脳神経外科教授でしたが、職種から頭蓋骨に興味をもち、“アトラスー頭蓋骨学”を出版して、頭蓋骨に関する新しい学問体系を提唱しました。また、”シャレコーベの謎紀行“の出版により、スカルにまつわる風俗、習慣、文化、絵画などついても紹介しています。

 日本では、骸骨、どくろ、などといわれると、きもちの悪い印象がありますが、私の本やこのミュージアムを通して、自分の最後の姿である死 そして自分の人生を見つめなおしていただきたいのです。また、このミュージアムは、スカルについての解剖学的、人類考古学的意味をもっている“サイエンス・ミュージアム”でもあり、また世界の文化を理解するための“カルチャー・ミュージアム”です。決して気味の悪いものではありません。

2011年11月
シャレコーベ・ミュージアム館長 


関西医科大学名誉教授
河本圭司


2019年8月7日に河本館長は永眠致しました。
                   
館長の意志を受け継ぎ、シャレコーベミュージアムは今後も継続していきますので、よろしくお願いいたします。



次期館長 故河本圭司の長女
 山本佳代